WOWOWビューイングパーティ/NBA Fan Zone Tokyoに行ってきた!

先日、六本木ニコファーレで開催されたWOWOWビューイングパーティ/NBA Fan Zone Tokyoに行ってきました。
この手のイベントがたまに行われているのは知っていたものの、これまで都合が合わず、参加したことはありませんでした。
今回は観覧無料ということもあり、ダメ元で応募したら、なんと当選。
この機会は活かすしかない、ということで友人を誘い参加。

第1部は、「NBA 2K17」というビデオゲームのジャパントーナメント、第2部は、WOWOWビューイングパーティ、という2部構成
1部も2部も観覧無料ですが、2部は事前にメールで応募、当選した人(プラス同伴者1名まで)しか入れません。

 

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メインホール入り口手前のスペースに展示されていたグッズたち

 

第1部 NBA 2K17 ジャパントーナメント 

第1部のゲーム大会にはあまり関心ないし、2部から行けばいいかなぁーと思っていたのですが、当日のアレコレで、1部(の途中)から観覧。
驚きました。
最近のゲームはここまで進化しているのかと。
選手たちの動きがリアルだし、選手一人ひとりの動きの癖まで再現されている。
また、バスケットボールの戦術的なこと、チームオフェンスでの動きなど、その辺りにこだわるプレイヤーでも満足できそうな感じでした。
(実際にゲームをプレイしたわけではないので、あくまで印象ですが)

そんな「NBA 2K17」ジャパントーナメントの決勝戦が行われている最中に、スペシャルゲストのロン・ハーパーが登場。

ロン・ハーパーといえば、90年代後半、マイケル・ジョーダンやスコッティ・ピッペン、デニス・ロドマンらとともに、シカゴ・ブルズの3連覇に貢献、その後、2000年、2001年には、シャキール・オニールやコービ・ブライアントらとともに、ロサンゼルス・レイカーズの連覇(同軍は2002年にも優勝し3連覇)に貢献した、いぶし銀の好選手。
ジョーダンの一度目の現役復帰(95年)がきっかけでNBAを観始めた私にとっては、スーパースターとかスターといった感じではないものの、なんというか、この手のイベントのゲストとしては、いろんな面で「ちょうどいい」選手。
ブルズでもレイカーズでも、スターターのガードとして、あるいは控えとしてベンチから出てきて、主にディフェンスで、チームの勝利に貢献する、オフェンス面では、無駄なことはしない、けれども、ときに当意即妙なプレイでスコアやアシストをする、強いチームにはこういう選手いるよね、的な素晴らしいプレイヤー。

そのハーパーが間近に。
もちろん年はとったものの、見た目の印象は当時とそんなに変わらない感じ。
当時からスキンヘッドで、髪型は変わってないし、特に太ったりとか痩せたりとかもしてない、というのもあるけど、それ以上に、50歳をこえている割には若い見た目だな、という。
まあ、それはそれとして、今回のイベント、会場の空気づくりに、ハーパーがすごく大きな役割を果たしていたなぁー、と。
第1部では、ウォリアーズとニックスとの間で(ゲームトーナメントの)決勝戦が行われるなか、劣勢のニックスに肩入れして、カーメロ・アンソニーがボールを持つ度に、"GO MELO, GO!"と応援の声を上げたり、デビッド・ウェストがブロックを決めると、「彼はビデオゲームの中でしかブロックできない」と皮肉って笑いを誘ったり、とにかくいろんなコメントや行動で会場を盛り上げてくれました。
第2部でもその傾向は続き、ハーパーの人柄というか、サービス精神というか、そういったものがすごく印象に残ったイベントでした。

 


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メインホール入り口あたりの感じ

 

第2部 WOWOWビューイングパーティ:ゴールデンステイト・ウォリアーズサンアントニオ・スパーズ

さて、いよいよ第2部。
1部終了時に一旦外に出て、2部の開場の時間を目途に戻ってきます。
入口で当選メール(の画面もしくはプリントアウト)を見せて入場です

今回のビューイングパーティ、ウォリアーズ対スパーズという、ウェスト1位と2位、全体でも1位と2位という、強豪同士の対決、盛り上がること必至の対戦カード、だったんですが、両軍とも、故障や病気、さらには休養という名目で、現時点での主力が一人も出てない、という異常事態に。
トニー・パーカーは背中の張りで暫く欠場してたし、カワイ・レナードはその前の試合で脳震とうになってしまい、リーグが定める回復手順を踏まないと戻れない、また、ラマーカス・オルドリッジは持病の不整脈が再発した影響で欠場ということで、スパーズの方はまあ、仕方ない面が多分にあるんです。
問題はウォリアーズの方で、ケビン・デュラントは左ひざの怪我で少し前から欠場しているので仕方ないとして、ステフィン・カリーとクレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーン、アンドレ・イグダラを休養のために試合に出さない、っていう。
前日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦で出場時間が長くなって、その上での連戦だった、っていう事情は分からなくはないけども、これだけ全米/全世界の注目する一戦でこんなことするかね、っていうのは、やっぱりありますよね。
試合自体も、途中から大差がついてしまい、、というね(スパーズが勝利)。
ただ、ここでもハーパーに助けられたところがありました。

第2部では、ハーフタイムから、元スパーズで現在アルバルク東京に所属するジェフ・エアーズとともに登場したハーパーですが、主力不在な上に、大差がついたこともあって、後半開始以降、檀上のMC/ゲスト陣から、場内の観覧客まで、あんまり試合に関心を払ってなかったんですよね、そんななか、サインの求めに応じたり、試合終了後の景品(スポンサー各社から提供)抽選会ではプレゼンターとして、当意即妙な言動で場を沸かしたりしてくれました。
試合自体がアレになってしまった状況でも、イベント全体としては盛り上がって、(少なくとも私は)満足度高いのは、ハーパーのおかげだと思います。
彼が盛り上げてくれた。
なんだかハーパーのヨイショ記事みたいになっちゃってますが、それくらい素晴らしい振る舞いだったと思います。
現役時代同様、今回のイベントでも、「当意即妙」なプレイ/言動で、優勝/会場の盛り上げに一役買ったロン・ハーパーでした。

www.nba.co.jp

 

 

その他思ったことなど:

・今回のイベントの客層は、自分と同じように、ハーパーがブルズやレイカーズにいた頃、ティーンエイジャーだったであろう層もいれば、いまティーンエイジャーな層(とその付き添いで来たと思われる親御さんもちらほら)、また、自分よりもっと年上であろう層など、年齢は様々、性別は、男性が多いものの、女性もそれなりに、といった感じ。

・ビューイングパーティとしては、試合自体が諸事情でとてもBORING/退屈だったこともあり、あまり盛り上がらなかったけど、あとは、観覧客がそれぞれ、どちらのチームのファンなのか分からないため(チームのグッズやウェアを身に着けてる方は別だけど)、お互い探り合いになって、盛り上がりどころが掴みづらかったのもあるのかなと。
その点、昨年のクリスマスゲームでやってたような、キャブズファンはタコベル渋谷店、ウォリアーズファンはタコベルお台場店、というように振り分ける形式だと、盛り上がりやすいかもと。