本橋菜子がMVP!:日本代表がFIBAアジアカップ4連覇を達成
バスケットボール女子日本代表が、インド・バンガロールで行われたFIBA女子アジアカップ2019を制し、4連覇を達成しました。
4大会連続アジア女王となった日本代表(写真=FIBA)
今大会、日本代表は、グループリーグでインド、チャイニーズ・タイペイ、韓国に危なげなく勝利し、全勝で決勝トーナメント進出。
準決勝でオーストラリア、決勝で中国を、それぞれ、厳しい局面を迎えつつも乗り越え、悲願の優勝、アジア4連覇を勝ち取りました。
そして、大会を通して尻上がりにパフォーマンスレベルを上げ、日本代表の優勝に貢献し、大会MVPを受賞したのが本橋菜子選手。
大会MVPに輝いた本橋(写真=JBA)
韓国戦で21得点、オーストラリア戦で22得点、中国戦で24得点を挙げる大活躍。
得点王(1試合平均17.0点)とアシスト王(1試合平均5.0アシスト)にも輝き、宮澤夕貴選手とともに大会ベスト5にも選ばれています。
大会ベスト5(左から、オーストラリアのベック・アレン、中国のハン・スー、本橋、中国のシャオ・ティン、宮澤)(写真)(写真=JBA)
Wリーグの東京羽田ヴィッキーズに所属する本橋選手(コートネーム/ニックネームはナコ)。
自ら積極的に攻める姿勢が特徴のPGです。
ドライブあり、3Pシュートあり、ミドルジャンパーありと、どこからでもスコアすることができます。
自らの得点だけでなく、当意即妙のパスで味方の好機を演出する場面も多く、また、粘り強いディフェンスでもチームを助ける、素晴らしい選手です。
本橋選手のオーストラリア戦ハイライト
Nako Motohashi drops 22 points in 27 minutes | FIBA Women's Asia Cup 2019
本橋選手の中国戦ハイライト
Nako Motohashi's 24 PTS push Japan past China to win Gold! - FIBA Women's Asia Cup 2019
本橋選手の大会を通してのハイライト
Nako Motohashi - Japan - MVP Mixtape - FIBA Women's Asia Cup 2019
彼女のスキルレベルの高さと縦横無尽なプレイぶりが分かると思います。
ハンをかわしてシュートに持ち込む本橋(写真=JBA)
さあ、本橋菜子選手をはじめ、4連覇を果たした女子日本代表の多くが所属するWリーグの2019-20シーズンが、いよいよ10月4日(金)に開幕します。
また、学生で唯一メンバー入りした中田珠未選手(早稲田大学)の学生ラストシーズンも残り数か月となっています。
アジアを制した勢いそのままに、それぞれの所属チームでもまた大暴れしてくれることを大いに期待しています!
- 長岡萌映子:トヨタ自動車アンテロープス
- 高田真希:デンソーアイリス
- 渡嘉敷来夢:JX-ENEOSサンフラワーズ
- 町田瑠唯:富士通レッドウェーブ
- 本川紗奈生:シャンソン化粧品シャンソンVマジック
- 本橋菜子:東京羽田ヴィッキーズ
- 林咲希:JX-ENEOSサンフラワーズ
- 馬瓜エブリン:トヨタ自動車アンテロープス
- 中田珠未:早稲田大学
- 渡邉亜弥:三菱電機コアラーズ
- 宮澤夕貴:JX-ENEOSサンフラワーズ
- 赤穂ひまわり:デンソーアイリス