リーグパスを利用したNBA視聴スタイルの(再)検討:昨季の反省を活かして

選手の来日や移籍など、シーズンオフにまつわるイベントごとは大方終わって、NBAファンとしては少し寂しい時期になりました。
そこで、時間のあるこの時期に、新シーズンを迎える準備をしておこうと、今回の記事では、リーグパスを利用したNBA視聴スタイルの(再)検討をしてみたいと思います。

 

昨季の視聴スタイルとそれに伴う反省点

私は、昨季(2016-17)から、NBAリーグパスを利用し始めました。

 

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丸1シーズンのリーグパス生活を経て、視聴スタイルについて反省点が見えてきましたので、アレコレ書いてみようと思います。

 

  • あまりにもひとつのチームの試合ばかり観すぎた
    現役時代から大好きなジェイソン・キッドがHCをしている、また、ヤニス・アデトクンボを始めとした、将来性豊かな、今後が楽しみな若手が揃っている、といったことから、ミルウォーキー・バックスの試合ばかりを観戦。
    その結果、全体の観戦「バランス」がとても悪くなってしまう結果に。
→シーズンの早いうちに全30チームを網羅的にバランスよく観ておかないと、シーズンが終盤を迎える頃、殆どまたは全く観てないチーム/選手が出てくる。
→終盤は、プレイオフ出場権争いがかかったチームの試合ばかり観るようになるので、なおさら。
→優勝争いにも、プレイオフ出場権争いにも絡まないようなチームは、タンキング戦術(ドラフト順位を上げるため、主力選手を休ませたり、故障した選手の復帰を急がせない、など)を採ってくるので、シーズン序盤に観ておかないと、終年観ることなく終わってしまう選手も出てくる。
→私の場合、ジョエル・エンビードがちゃんとプレイしてる試合を、たぶん一試合も観ていない。観ていても、調子が悪かったり、何らかの理由で出場時間が短かったりして、彼らしいプレイはしていない筈で、そんなわけもあって印象に残ってない。
 
  • 試合以外のコンテンツも観ようと欲張りすぎた
    なんだかもったいない気がして、その日行われている/た試合だけでなく、過去の名勝負などの映像やドキュメンタリー番組、トーク番組などを、無理して観ようとしていた。
→過去の名勝負なんかは、シーズンオフの時間のあるときなんかに観ればいいので、シーズン中は無理して観ることない。
 
  • 意外と、リーグ全体の動向などに疎くなる
    主にNHK BS1で観ていたときは、試合中継を観れば、「今週のNBAトピック」などで、故障者やトレード、出場停止、記録的快進撃、スタッツ、こぼれ話などの情報を自然と入手できたが、リーグパスだけで観戦していると、意識して情報を取りに行かないと、手に入らない。
    リーグパス内で観られるNBA TVなどで情報収集しようと思えばできるが、試合観戦に加えて、わざわざ観たりはしない場合が多い。
→普段の情報収集(Twitterや各スポーツ情報サイトなど)を意識的に行うようにする。
→リーグパス内でも、簡単な操作で、「今日/今週のNBAトピック」的に、その日/週のニュースをヘッドライン方式でチェックできると有り難い。
 
 

あとがき

NBAリーグパスを利用する際に生じる不便な点や要望などを書き連ねてしまいましたが、基本的には満足して利用させてもらってます。悪しからず。

ひとつのチームばかり観てしまうことについては、そのおかげで、一人の選手の(シーズン中の)成長や、チームの成熟過程を定点観測できて、これはとても楽しい経験ですし、ドキュメンタリーなど、試合以外のコンテンツが充実しているのは、有り難いことこの上ないですし、リーグの動向に意外と疎くなるということに関しても、その分、目の前の試合に集中できる、ということもあります。

要するに、リーグパスのサービスを上手く活用して、NBAを楽しめばいいということですね。

来季の開幕が今から待ち遠しい、i-love-this-gameでした!